【センターライン】

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「んナーミさん。どしたの?ぼーっとして」

彼に言われて我に返る。

すると尋常じゃない近距離に、
彼の端正な顔があった。

「ちょっっ!近い!!」

「わっわりィ!」

私の必要以上のリアクションに、
彼も少し驚いた様子だ。

なんつー過剰反応!
私のばか!!
恥ずかしい!!

・・・恥ずかしい?

急に冷静になり、
「いいけど別に」と、
無理やりクールに答える。

「ナミさん、顔が・・・」

「顔がなによ!!」

可愛いことなら知ってるわよ、と付け加えて
彼のことをにらみつけた。

「・・・真っ赤」

「!!」

コブシで殴ってその場を去った。



まったく、今日は調子が狂う。
こんな思い出の場所だからいけないのよ!

ぶつぶつ言いながら大またで女部屋に向かっていると、
やたら色気のある声に呼び止められた。

「どうしたの、ナミ」

「なにが!?」

ダメだ、イラつきを隠せない。

「顔が真っ赤よ?」

「うっさい!!!」

まったく、調子が狂う。

あらあら、というこれまた色っぽい声を後に、
女部屋のドアを思い切り閉めた。



どーしたと言うのだ。

珍しく平穏な日々が続いてるから、
気が緩んでいるのか。

理由はわからないけど、
スリラーバークを出てから、
サンジ君が・・・

気になってしょうがない。



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